サバクキンモグラ ネットで話題の砂漠を歩き回るきなこ餅

砂漠に金色のモグラがいる!?


サバクキンモグラのイラスト


砂漠に金色のモグラがいるという話がある。

サバクキンモグラという生き物だ。しかも見た目がきなこ餅みたいでかわいいとネットで大絶賛。モグラがかわいいなんて聞いたこともないし、ただの害獣のイメージしかない。

一体どんな生物か調査してみようではないか。


穴掘りが得意


ナミビア南部、南アフリカ共和国南西部の砂漠や海岸の草原に生息。

体長は8㎝ほどでほどよい大きさ。上から見ると丸っこくて卵型というかお餅みたいに見える。毛色といい形といい見た目は完全にきなこ餅で、ネットでは「砂漠を歩き回るきなこ餅」と呼ばれる。

実際にきなこ餅が砂漠を歩き回ったら砂まみれでとても食えたもんじゃないけどな。

スベスベマンジュウガニとコンペイトウでだんご三兄弟ならぬ和菓子三兄弟なんてどうだろうか。


穴を掘るのが非常に得意で一晩で50mも穴を掘る。昆虫類、クモ、小型爬虫類などを食べ、地表にいる獲物を巣穴に引きずり込んで捕食することもあり、なかなかトラップめいた技も見せる。

さすがに人間は引きずりこまれないと思うが保証はしない。


目がありません


地中に棲んでいるので目は退化して完全に無くなってしまっている。決してきなこ餅に寄せているわけではない。一見、かなり異様であるがよく見ると他の動物にはない得も言われぬキュートさを醸し出している。むしろ、きなこ餅に目があったらホラーじゃないか。

まんじゅうこわい・・・いや、違うか。


ではどうやって獲物を探すのかと言うと、バツグンに優れた聴力を持っていて獲物が出す微かな雑音を聞き分けて探し出す。穴に頭を突っ込んで振動を感じるのだ。その姿はもう・・・きなこ餅である。

要するにきなこ餅に目がないということだが、それはそれで意味が違うよな。


実はモグラではない


地中に棲み穴を掘りそして昆虫を食べる。おまけに目まで退化している完全地中対応型の生物であるサバクキンモグラだが衝撃の事実が一つ。

なんとモグラではないのである(!)

ここまでモグラアピールをしておいてヒドイ話ではないか。


モグラとは一切類縁関係がなく、ゾウやツチブタに近い生物である。どうやらゾウなどと共通の祖先を持つようで、その中でモグラのように進化したのがサバクキンモグラであったようである。いわゆる収斂進化というやつだが、モグラのフォルムが地中で生活しているのに一番適していたということだろう。

ある意味「モグラモドキ」と呼べなくもないが、モグラは目が残っているのに対してサバクキンモグラは完全に退化しているというかそもそも目がないのだから、潔さでは勝っている。むしろ、モグラよりも先を言っているかもしれない。

ちなみに漢字で書くと「砂漠金土竜」でやはりモグラである。というか暴走族みたいだな。


ペットとして飼える・・・かもしれない


こんなにかわいいサバクキンモグラを「ぜひ飼ってみたい」と思う者はいるだろう。

少数ではあるが、日本でも飼育されているようだが実際飼うのは難しいようだ。色々要因はあるが、何と言っても一晩で50mも穴を掘ることができる環境を整えるのが現実的には困難。

「じゃあモグラで我慢しよう」と思いたくなるが、モグラも飼育が困難だしそもそも許可が無いと飼えない。ほぼほぼ無理である。

やはりきなこ餅で我慢するしかない。


残念なことに近年はダイヤモンドの採掘による生息地の分断などにより生息数は減少。ダイヤモンドも大事であるが、「金」も大事にしていただきたいものである。


調査結果
□大きさ:8cm
□生息地:ナミビア南部
□歩くきなこ餅として話題
□穴を掘るのが得意だけどモグラではない
□残念ながらペットにするには難しい

称号「砂漠きなこ餅」
砂漠できなこ餅を食べたいとは思わないよな。


サバクキンモグラの擬人化
「もっちもち~♪」


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