ネムリユスリカ~クマムシより強い世界最強の幼虫~

新魔王ミニアイコン.png世界最強かもしれない虫・ネムリユスリカ


ネムリユスリカ.png

史上二番目に強い生物


史上最強の生物と言われる『クマムシ』

真空、乾燥、宇宙空間など。様々な過酷な環境でも死なないバケモノのような生き物だが、そのクマムシに引けを取らない最強生物がいる。

その名は『ネムリユスリカ』という。ユスリカとは蚊によく似た昆虫。よく似ているが同じではない。

幼虫が体を揺するように動くことが名前の由来。川の近くで蚊柱が立っていることがあるが、あれは蚊でなくユスリカである。どのみち人間にとっては迷惑で、特に自転車に乗っている時にここに突っ込んでしまうとえらいことに。

ネムリユスリカはアフリカの半乾燥地帯に棲む。日本にいるのとはまた別のユスリカだ。半乾燥という非常に厳しい環境に耐えるためであろうか。

ネムリユスリカの幼虫はとんでもない能力を獲得してしまった。

乾燥に強すぎる


それは完全に乾燥しても死なないという不死能力だ。クマムシには及ばないが下位互換(?)と言ったとこか。こんな芸当ができるのは、他のユスリカはもちろん昆虫類ではネムリユスリカだけ(幼虫)

こうなると乾燥状態はおろか宇宙空間でも死なない。実際、国際宇宙ステーションで蘇生実験をしたら見事に生き返った。実験と言っても水をかけて元に戻すだけだがな。


そうなのだ。乾燥から元に戻すには水をかけるだけ。お湯じゃない分、カップ麺よりも優秀だろう。人間に応用すれば、夢のコールドスリープも夢じゃないかもしれないが、カップ麺になるのは御免被りたい(笑)

しかも頭を切り離して体だけ乾燥させても見事生き返るらしい。こうなるとホラーの領域だが、頭の方を乾燥させて水をかけたら・・・想像はしたくないよな。

こんなに生命力が強いネムリユスリカだが成虫の寿命は2~3日程度。

謎の強キャラ感は一体なんなのだろうか。


乾燥に強いのはトレハロースのおかげ


ネムリユスリカが乾燥に強いのはなぜであろうか。

そのカギとなる一つがトレハロース。お馴染みの糖類である。生物が乾燥すると細胞内の水分が抜けて細胞がグニャッとなる。まるで佐〇急便に乱暴に扱われた荷物のようだ(問題発言)

こうなると水をかけても元には戻らないが、トレハロースを細胞内にため込むことにより、細胞をガラス化させ強度を上げる。実際にガラスにはならない。リンゴ飴みたいなもんだろう。こうすることによりネムリユスリカは乾燥しても元に戻るようになっている。

言わば細胞の砂糖漬けだな。糖尿病にはならないか心配だな。

一般的にトレハロースを含むと乾燥に強いと言われるが、ワケメも同じ原理。ワカメが宇宙空間で耐えられるかどうかは不明だが、誰か実験してくれないだろうか。


調査結果

□大きさ:7~10mm(幼虫)
□生息地:アフリカ半乾燥地帯
□乾燥に強すぎて水をかければ復活
□宇宙空間でも復活
□頭がなくても復活

称号「復活虫」
あくまでさいきょうなのは幼虫の時だけ。大人になんてなりたくないものだな。



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