シロサイ 残り3頭しかいない!?絶滅寸前の最強生物

魔王のアトリエ白くないサイ、それはシロサイ

シロサイのイラスト

サバンナに生息する『シロサイ』

一見あまり白くないがなぜかシロサイと言う。なぜであろうか?

調査してみようではないか。


ゾウより強い!?最大のサイ

現生する5種のサイの中で最大種。キタシロサイとミナミシロサイの亜種に分かれている。けものフレンズにも登場したが、キタとミナミどちらであろうか。そういうと大阪みたいに聞こえるけどな。

陸上ではゾウの次に大きい動物で、しばしば「ゾウとサイはどちらが強いのか?」と最強説を論議される。無論、草食動物同士が争ってもお互い何のメリットもないけどな。

最強説が流れる一方で、攻撃的なクロサイに比べて温厚な性格。敵に向かって行くことはなく、むしろすぐ逃げてしまう臆病な(?)一面も。温厚と言えど、シロサイの皮膚はまるで鎧のように堅く、ナイフはおろかライオンの歯も通さないと言う。

さすがにナイフで立ち向かう者はいないだろうが、あの巨体に立派な角まで生えている。近づかないことをオススメしよう。


白くないのにシロサイ

シロサイという名前は一体どこからついたのだろうか?

「もちろん白いからに決まっている!」と思ったらそれは浅はかな考え。シロサイをよく見てみるがいい。

そんなに白くないぞ。ではなぜシロサイか?

実は単なる誤訳である。シロサイは地面に生えた草を食べやすいように口の形が横に広くなっている。これが名前の由来。つまり口が広いサイ→「wide」なサイという訳だが、オランダ語から英語に訳された時に悲劇は起こった。おそらく空耳か何かであろう。

wideとするところを「white」、つまり白いサイと訳してしまった。

確かにぼんやり見れば白く見えなくもないからまだいいのだが、巻沿いを喰らったのがクロサイ。「片方がシロならもう一方はクロだ。」という理由で、全く黒くもないのにクロサイにされるハメに。

しかしよく考えてみよう。本来ならばクチビロサイになるところだったのだぞ。まるでハシビロコウ(嘴広鸛)みたいだけど全然かわいくもないしカッコよくもない。

シロサイで・・・よかったんじゃないだろうか。


角が漢方薬に!?絶滅の危機

向かうところ敵なしのシロサイであるが、現在絶滅の危機に瀕している。もちろん人間のせいだ。

主な原因の一つが角目的の密猟。角は工芸品や漢方薬になり高額で取引されているのだ。漢方薬とは意外であるが、案の定というか薬効なんてあるわけがなく科学的根拠は一切無い。サイの角は皮膚の一部であり、ケラチンという人間の髪や爪と同じ成分で出来ている。

爪の垢を煎じて飲むとは昔から言ったものだが、サイに関しては効果がないからな。

密猟者の脅威はなんと動物園にまで及んでいる。2017年3月にパリのトワリー動物園で飼育されていたシロサイが夜間に密猟者に殺されて角を奪われる衝撃的な事件が発生。密猟者が動物園に侵入するとは一体誰が考えようものか。

卑劣な犯行は断じて許すまじではあるが、これがシロサイを取り巻く現実でもある。特にキタシロサイは絶滅の危機が深刻でなんと残り3頭しかいない(!)

残りのオス1頭は24時間体制で警備されているが絶滅の危機は免れないであろう。


何の根拠もない迷信でサイが絶滅するなんてバカげているが、お金になる以上ハンターたちの密猟は止みそうにない。そんな中、南アフリカ共和国ではシロサイの角の取引を合法化する動きがあるという。

もはや狂気の沙汰としか言いようがないが、果たしてシロサイ達はどうなってしまうのだろうか。

※もちろん保護するうえでプラスになるという意見もあるが、密猟が増加するとの意見も。


調査結果
□大きさ:
□生息地:サバンナ
□ゾウと同じくらい強い。おそらく。
□白くないけどシロサイ。単なる誤訳。
□角目的の密猟で絶滅危機

称号「クチビロサイ」
あえて本来の名を与えてみようではないか。

シロサイの擬人化

「狩らないでよ。」

こちらも見るがよい。
キュピロニウスのアトリエ
ムンムンのアトリエ

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