アフリカマイマイ 沖縄で死亡例も!?触ると死ぬ殺人カタツムリ

触ったら死ぬ!?殺人カタツムリ(沖縄で繁殖中)


アフリカマイマイのイラスト

沖縄に「アフリカマイマイ」というとんでもない巨大カタツムリがいる。

東アフリカ原産のカタツムリでとにかくデカい。その大きさなんと殻の高さが20㎝近くなる世界最大の陸生巻き貝、つまり世界最大のカタツムリなのだ。ただデカいだけの貝ならいいのだが、実はアフリカマイマイとんでもなくヤバイ生物であることが判明。

なんと触っただけで死に至る「殺人カタツムリ」なのだ‼

一体どういうことなのか?調査してみようではないか。


沖縄で大量発生


1932年に沖縄に食用として持ち込まれ戦後の食糧難時には大活躍。現在でもエスカルゴの缶詰に使われることもあり味は保証されている(?)のだが、見た目の気持ち悪さなどもあり食べられることはほとんどなくなった。

元々日本人には巻き貝を食べる習慣はないからな。サザエくらいだろう。食べる者があるなら違うものを食べたいと思うのは当然なわけで、そのまま食べられることもなくなり放置される。


時は経ち、沖縄で大繁殖を遂げたアフリカマイマイ。あまりにも増えすぎたため道路一面がアフリカマイマイで埋め尽くされるほどとなり、自動車が踏みつぶしながら走る光景が日常茶飯事となってしまった。

クリスマス島のアカガニがイメージとしては近いかもしれない。駆除を行った際には、小一時間でトラックがいっぱいになってしまったというエピソードまで残っている。


何を隠そうアフリカマイマイ。その繁殖力がすごい。1回の産卵で100~1000個以上の卵を生む&10日周期で繰り返す。その結果、短期間でエンドレスに爆発的に増えてしまうのだ。ピーク時よりは減ったとは言え、今でも沖縄では根絶に至っていないのが現状で、一度減ったと思ってもすぐに増えてしまう。


すごいのは繁殖力だけでなく食欲もすごい。デカい&繁殖力&食欲がすごいは食用生物あるあるだが、植物はもちろん動物の死骸や落ち葉などありとあらゆるものを食い尽す。特に農作物は柔らかい野菜が多いので大好物。巨大な殻を維持するためにカルシウムも必要で砂や石、コンクリートまでも食べるまさに怪物。民家の漆喰など壁まで食べてしまう。

農作物や民家への被害は甚大で、沖縄だけでなく世界中で増えに増えて世界の侵略的外来種ワースト100にランクイン。世界中で駆除され出禁を喰らってしまうほどだ。もちろん沖縄からの持ち出しも禁止されているが、どういうわけか鹿児島で見つかった例もあり駆除に躍起である。

いずれ本土でも見つかる日がくるかもしれない。


髄膜脳炎で死亡例も!?


アフリカマイマイが怖いのはその繁殖力でも食欲でもない。

なんと触っただけで髄膜脳炎を発症して最悪の場合、死に至るケースまであるのだ(!)


実はアフリカマイマイは広東住血線虫という寄生虫の宿主で、こいつが好酸球性髄膜脳炎というヤバイ病気を発症させる。発祥すると頭痛、嘔吐、意識障害などの症状が出る。1969年に沖縄で初めて好酸球性髄膜脳炎の患者が発生。2000年には7歳の女の子が亡くなっている。

触るのはもちろん貼った後のある野菜や形跡などを触っただけで発症することがあり非常に危険。しかもほとんどのアフリカマイマイが寄生されているので、見つけても絶対に触ってはいけない。とは言え、何も知らない旅行者が興味本位でウッカリ・・・なんてこともあるから本当に注意しろよ。


調査結果
□大きさ:殻高20cmほど
□生息地:沖縄(その他世界中)
□世界最大のカタツムリ
□沖縄をはじめ世界中で大繁殖
□触ると死ぬ可能性あり

称号「デスマイマイ」
とにかく触るんじゃないぞ。死にたくなければな。

アフリカマイマイの擬人化
「触ったらダメだよ!!」



歌うカタツムリ――進化とらせんの物語 (岩波科学ライブラリー) -
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