新NISA証券バトル勃発中!(楽天証券vsSBI証券)

この記事は急いで作成したため、ところどころ雑な説明があります。

令和6年1月から開始する新NISA(少額投資非課税制度)、その証券会社としてダントツで人気なのが

  • SBI証券(882万口座)
  • 楽天証券(800万口座)

この二つが現状、2強と言えるでしょう。

両者は今までも、様々な手法で顧客を獲得してきました。

では次に、最も人気なファンドは、米国株式S&P500と全世界株式(オール・カントリー)。

そしてその中でもeMAXIS Slimが人気でした。

人気の理由は、手数料が最も安いから。同じ指数に連動するなら、少しでも手数料が安い方がいいでしょう。

eMAXIS Slim 米国株式S&P500eMAXIS Slim 全世界株式
指数米国の代表的な500銘柄で構成されるS&P500インデックス全世界の株式約3,000銘柄で構成されるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
信託報酬(手数料)0.09372%0.05775%

話を楽天証券vsSBI証券に戻します。

両者はそれぞれ、eMAXIS Slimを販売していたので、信託報酬(手数料)では差がつきません。

主にクレカ積み立て時のポイント還元での勝負となっていました。

少し前までの両者の形勢はこうでした。

楽天証券SBI証券
楽天カードでの積み立てで還元率0.5%三井住友カードNLでの積み立てで0.5%還元
三井住友カードゴールドNLでの積み立てで1%還元、ただし、年会費を無料にするには100万円修業が必要
クレカ積み立て上限は、楽天キャッシュと組み合わせることで月10万円クレカ積み立て上限は5万円
保有金額に応じたポイント還元はなし
(基準残高に到達した際のポイント進呈のみ)
投信マイレージにより、投信保有金額に応じたポイントが毎年還元
オールカントリー 0.0175%(年率)
S&P500 0.0326%(年率)
100万円修行…年間利用が100万円以上なら、翌年以降の年会費5500円が無料になる

楽天証券の方が積み立て上限は高いが、SBI証券の方が還元率が高い…が面倒な100万円修業が必要。

保有金額に応じたポイント還元の存在により、SBI証券の方が一歩リードという感じでした。

恐らく今回の新ニーサ開始を機に、SBI証券に乗り換えようという人も少なくなかったんじゃないでしょうか。

(…私も乗り換えようとしていた一人でした。)

しかしここに来て、楽天証券が打ち出してきたのが、二つの低コストファンドの新設。

まずはその内容を見ていきましょう。

楽天・S&P500インデックス・ファンド楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
指数米国の代表的な500銘柄で構成されるS&P500インデックス全世界の株式約3,000銘柄で構成されるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
信託報酬0.09372%0.05775%

…名前が変わっただけで、eMAXIS Slimと全く同じですね。何故こんなことをするのでしょう?

理由はこの先にありました。

これら2つの新ファンドに限り、保有金額に応じたポイントを毎月進呈します。

楽天・S&P500インデックス・ファンド楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
ポイント還元率(年率)0.0341%0.0175%

なんと、SBI証券で言う投信マイレージの対抗馬を打ち出してきたのです!

これにより、両者の差はかなり埋まったと言えます。

楽天証券SBI証券
楽天カードでの積み立てで還元率0.5%三井住友カードNLでの積み立てで0.5%還元
三井住友カードゴールドNLでの積み立てで1%還元、ただし、年会費を無料にするには100万円修業が必要
クレカ積み立て上限は、楽天キャッシュと組み合わせることで月10万円クレカ積み立て上限は5万円
投信保有金額に応じたポイントを毎月還元
オールカントリー 0.0175%(年率)
S&P500 0.0341%(年率)
投信マイレージにより、投信保有金額に応じたポイントが毎年還元
オールカントリー 0.0175%(年率)
S&P500 0.0326%(年率)
100万円修行…年間利用が100万円以上なら、翌年以降の年会費5500円が無料になる

この発表、何故もう少し早く出来なかったのか…

これを知っていれば乗り換える人も少なかったであろうに。

とにもかくにも、楽天の健闘により、両者甲乙つけ難い状況となってきました。

これ以上は新しい情報は出てこないと思うのですがどうなんでしょうかね…。

(クレカ上限が見直されると、SBI証券の優位性は高まるでしょうね。)

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